2013年 04月 24日
最近読んだ本 |
最近読んだ本
といっても、年明けくらいから
・自伝でわかる現代アート 先駆者8人の生涯
暮沢剛巳/平凡社新書、2012年
・無限の網―草間彌生自伝―
草間彌生/新潮文庫、2012年
2002年の単行本の文庫版。
オキーフ、コーネルといった人たちとの関わりについて触れられているのが面白い。
特にジョセフ・コーネルとのこと。
当然ながら出てくる人物はほとんどすでにいない(亡くなっている)人。
オキーフやコーネルだけでなく、ウォーホルやドナルド・ジャッド...
生きている人の視点から、懐古的に亡くなった人について触れられる文章は好き。
「第4部私の出会った人、愛した人」の章を読むだけでも感動的。
(もちろん全部読むのを薦めます)
・アート・インダストリー 究極のコモディティーを求めて
辛美沙/美学出版、2008年
コモディティー=commodity(商品、市場商品)
産業としてのアート、アートと経済、市場の関わりについての本。
第2章のインタビュー、特にキュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリストのインタビューが面白い。
この本は大学の図書館に入っていて、学生の時に読んだ本。
手元に置いておきたくて、買った本シリーズ。
・アートを書く!クリティカル文章術
杉原賢彦、暮沢剛巳、前島秀国/ フィルムアート社、2006年
文章、批評を書くためのポイントをかいつまんだ本。
美術、音楽、映画の3つのジャンルについて書かれています。
美術の章はじっくり読んだけど、あとの章は流し読み^^;
後半の章に、批評家(瀧口修造や高階秀爾、グリーンバーグなど)の批評や文章のクセについてまとめてあるのが面白い。
・フェミニズム入門
大越愛子/ちくま新書、1996年
フェミニズム思想の黎明から現代の状況まで追うことのできる、フェミニズムについての入門書。
歴史やその変遷をたどっている章はふむふむなるほどと読んだ。
だが、次第に現代に近づくにつれ、著者の大越さんの意見が強くなってくると???となってきてしまった。
歴史を追うと言っても、その段階から大越さんの意見が反映された論なのは当たり前なんだけど、
現代の問題はまさに大越さん、さらに今を生きるフェミニズムの状況が反映されているもの。
そこで意見が強くなっていくのは当たり前だけど。
おそらく、この著者の考え方にあまり共感できないからか。
バトラーの理論は良く共感でき、修論でも大きく支えになったほどなのだが。
もう一度読み直す必要ありそう。
バトラーも復習しないと。
そうそう、バトラー、2012年に日本語訳の新刊出ていたようなのでチェックしないとね。
・売男日記
ハスラー・アキラ/イッシプレス、2000年
読もうよもうと思っていて、やっと買いました。
ワタリウム美術館の地下、オンサンデーズ。
お店に行ったときのカバンにキース・ヘリングのプリントついていたんだけど、お店の人がキースに気づいてくれたのが驚き!
そしてうれしいね。
さすが、キースにゆかりのあるところ。
ここの地下の途中のカフェもひじょーに気になるので、いつか行きたいところなのだ。
とても生生しい文章。
だけれもど、いろいろな人の経験が詰まっているようでとても温かい。
文体、写真からくる印象だろうか。
久々に本で感動した一冊。
この先もきっと何度も読み返す本になりそう。
裏表紙の「NOBODY CAN LIVE ALONE.」がまぶしい。
・each other
中島大輔/青幻舎2008年
写真集。
写真集で、初めてといっても良いくらい深く感動した一冊。
これも学校で買ってもらって図書館に入れてもらっていたので、手元にほしくて買い直した。
どうやら、在庫希少のようだ。
とてもみずみずしくて、生々しい写真。
何度も何度も見返してはため息。
中島さんが写真集を出したとき、25,6ということに気づいて衝撃。
どおりで
といっても、年明けくらいから
・自伝でわかる現代アート 先駆者8人の生涯
暮沢剛巳/平凡社新書、2012年
・無限の網―草間彌生自伝―
草間彌生/新潮文庫、2012年
2002年の単行本の文庫版。
オキーフ、コーネルといった人たちとの関わりについて触れられているのが面白い。
特にジョセフ・コーネルとのこと。
当然ながら出てくる人物はほとんどすでにいない(亡くなっている)人。
オキーフやコーネルだけでなく、ウォーホルやドナルド・ジャッド...
生きている人の視点から、懐古的に亡くなった人について触れられる文章は好き。
「第4部私の出会った人、愛した人」の章を読むだけでも感動的。
(もちろん全部読むのを薦めます)
・アート・インダストリー 究極のコモディティーを求めて
辛美沙/美学出版、2008年
コモディティー=commodity(商品、市場商品)
産業としてのアート、アートと経済、市場の関わりについての本。
第2章のインタビュー、特にキュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリストのインタビューが面白い。
この本は大学の図書館に入っていて、学生の時に読んだ本。
手元に置いておきたくて、買った本シリーズ。
・アートを書く!クリティカル文章術
杉原賢彦、暮沢剛巳、前島秀国/ フィルムアート社、2006年
文章、批評を書くためのポイントをかいつまんだ本。
美術、音楽、映画の3つのジャンルについて書かれています。
美術の章はじっくり読んだけど、あとの章は流し読み^^;
後半の章に、批評家(瀧口修造や高階秀爾、グリーンバーグなど)の批評や文章のクセについてまとめてあるのが面白い。
・フェミニズム入門
大越愛子/ちくま新書、1996年
フェミニズム思想の黎明から現代の状況まで追うことのできる、フェミニズムについての入門書。
歴史やその変遷をたどっている章はふむふむなるほどと読んだ。
だが、次第に現代に近づくにつれ、著者の大越さんの意見が強くなってくると???となってきてしまった。
歴史を追うと言っても、その段階から大越さんの意見が反映された論なのは当たり前なんだけど、
現代の問題はまさに大越さん、さらに今を生きるフェミニズムの状況が反映されているもの。
そこで意見が強くなっていくのは当たり前だけど。
おそらく、この著者の考え方にあまり共感できないからか。
バトラーの理論は良く共感でき、修論でも大きく支えになったほどなのだが。
もう一度読み直す必要ありそう。
バトラーも復習しないと。
そうそう、バトラー、2012年に日本語訳の新刊出ていたようなのでチェックしないとね。
・売男日記
ハスラー・アキラ/イッシプレス、2000年
読もうよもうと思っていて、やっと買いました。
ワタリウム美術館の地下、オンサンデーズ。
お店に行ったときのカバンにキース・ヘリングのプリントついていたんだけど、お店の人がキースに気づいてくれたのが驚き!
そしてうれしいね。
さすが、キースにゆかりのあるところ。
ここの地下の途中のカフェもひじょーに気になるので、いつか行きたいところなのだ。
とても生生しい文章。
だけれもど、いろいろな人の経験が詰まっているようでとても温かい。
文体、写真からくる印象だろうか。
久々に本で感動した一冊。
この先もきっと何度も読み返す本になりそう。
裏表紙の「NOBODY CAN LIVE ALONE.」がまぶしい。
・each other
中島大輔/青幻舎2008年
写真集。
写真集で、初めてといっても良いくらい深く感動した一冊。
これも学校で買ってもらって図書館に入れてもらっていたので、手元にほしくて買い直した。
どうやら、在庫希少のようだ。
とてもみずみずしくて、生々しい写真。
何度も何度も見返してはため息。
中島さんが写真集を出したとき、25,6ということに気づいて衝撃。
どおりで
by some55
| 2013-04-24 22:49
| ◎本・画集