2011年 08月 07日
最近行った展覧会・1 |
どうも!お久しぶりです
更新が頻繁なると書いたとたんに、時期があいてしまいました…
反省~!
今年ももう8月!
日々が過ぎるのが早くて焦りますね
どんどん卒業が近づき…
とにかく!今はがむしゃらにやらなきゃね☆
ここで一旦、今年度に入ってから行った展覧会をまとめてみようと思います。
(けっこう前の展示は、忘れ気味だったり…)
4月
◎「 キース・ヘリング - バイブルの無い教会 - 」
(中村キース・へリング美術館)
新所蔵の作品がNYから来て、キースの新しい側面がまた発見できる展覧会。
その作品のために天井に穴をあけ、新たに照明を新設!
とても気合の入った展示です。
ブラックライトを当てることにより、作品の印象ががらりと変わります!
作品にとって紫外線は強敵!なんとも相反する不思議な絵だね。
(紫外線を当てすぎると、色があせてしまいます)
そのため、日に何度か決めて照明を当てているようです。
時間以外でも受付の方に頼めば、準備してくださるそうです。
また、後半ではキースが手がけたポスター作品が一挙に展示されています。
キースが生涯に手がけた数を思うと、決してすべてではないでしょう。
それでもこれだけの枚数がそろうと圧巻!
また、日本に関するポスターがいくつもあるのにも驚かされます。
おすすめ!3月までこの展示でやっています。
(もしかしたら、ポスターの部屋は途中で違う展示になるかも…)
◎『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展 シュテーデル美術館所蔵』
(Bunkamura ザ・ミュージアム)
フェルメールです!ここ数年、毎年のように日本に来てますね。
日本人って、フェルメール好きですよね。
今回は《地理学者》の来日。
同時に来ている数々の絵の中でも、やはりフェルメールの完成度の高さは群を抜いてました。
他の絵と並んでいても、明らかに絵から発せられる力が違う…。
フェルメール以外で楽しみにしていたのは、フランス・ハルスをはじめとする、肖像画家たち。
肖像画、好きなんだよねえ。
(4月なんてだいぶ前なので、かなり忘れちゃったけど…)貴族の服のひだひだや、レースや貴金属の質感!
躍動感あふれるタッチなのに、質感までも伝わってくるようですごかったです。
◎『フレンチ・ウィンドウ展:デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線』
(森美術館)
ああ!もう森美好き!
展覧会の度に毎回行ってる。年間パス買ったほうがいいかもしれない勢い!
デュシャン賞というのは、フランスの現代美術コレクターの団体「ADIAF」が主催する賞。
その10周年を記念して、受賞者、一部の最終選考作家、デュシャン本人の作品の展示。
フランス窓をモチーフにしたデュシャンの代表作「フレッシュ・ウィドウ」にちなみ、「フレンチ・ウィンドウ展」と名付けた通り、展覧会は窓をテーマに「デュシャンの窓」「窓からの眺め」「時空の窓」「こころの窓」「窓の内側」の5部で構成されます。まさに美の小窓を通して、フランスの現代アートシーンが一望できる展示です。
(森美術館HPより)
コンセプチュアルで、頭の使う展覧会のイメージがありました。
たしかに、コンセプト重視で、その背景を知らないと楽しめない作品もあったよ。
解説を読むと納得できる案内にはなっている。
コンセプチュアルなだけでなく、インパクト重視、ダイナミックな作品もありました。
非常に幅広く、面白い展覧会だったね。
これらの賞を支えているのが、コレクターの団体だということ!
ポンピドゥーなどの協力もありつつとはいえ、やはりコレクターの存在というものは、現代美術を支えるには必要不可欠なんだね!
この展示ではコレクターの部屋も再現されていて、いかに日常とアートとのつながりが深いかということも視覚的に確認できた。
日本は、まだまだ日常とアートは別の物としてとらえている場合が多い気がするね。
この展覧会、8時過ぎに行ったんだよね。
遅くまで美術館開いてるなんて、ステキ!!
お客さんも比較的少なく、ゆったりと見れた。
それでも、コンスタントにお客さんが入るのはさすがだね!
5月
◎『シュルレアリスム展 ―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』
(国立新美術館)
とても大規模なシュルレアリスム展!
やはり見に来る人の数も多くて大変w
おおきな理念の下、描かれているけど、そのタッチや質感は人それぞれなんだよね。
展示室もまず大きな鏡があったり、照度の下げられた部屋にカーブのかかった部屋と、お客さんがその世界観の理解を広げる助けになるように凝ったつくりで面白かったです。
シュルレアリスムというと、あまりにも有名なのである程度オーソドックスな見方ってあるよね。
今回はメジャー級な作家だけでなく、ちょこっとマイナー系な人たちも多くて(おれでもメジャーだけどね)、シュルレアリスムの見方も幅が広がった気がするよ!
気になる絵はちゃんとポストカード買ったよ!
つづく
更新が頻繁なると書いたとたんに、時期があいてしまいました…
反省~!
今年ももう8月!
日々が過ぎるのが早くて焦りますね
どんどん卒業が近づき…
とにかく!今はがむしゃらにやらなきゃね☆
ここで一旦、今年度に入ってから行った展覧会をまとめてみようと思います。
(けっこう前の展示は、忘れ気味だったり…)
4月
◎「 キース・ヘリング - バイブルの無い教会 - 」
(中村キース・へリング美術館)
新所蔵の作品がNYから来て、キースの新しい側面がまた発見できる展覧会。
その作品のために天井に穴をあけ、新たに照明を新設!
とても気合の入った展示です。
ブラックライトを当てることにより、作品の印象ががらりと変わります!
作品にとって紫外線は強敵!なんとも相反する不思議な絵だね。
(紫外線を当てすぎると、色があせてしまいます)
そのため、日に何度か決めて照明を当てているようです。
時間以外でも受付の方に頼めば、準備してくださるそうです。
また、後半ではキースが手がけたポスター作品が一挙に展示されています。
キースが生涯に手がけた数を思うと、決してすべてではないでしょう。
それでもこれだけの枚数がそろうと圧巻!
また、日本に関するポスターがいくつもあるのにも驚かされます。
おすすめ!3月までこの展示でやっています。
(もしかしたら、ポスターの部屋は途中で違う展示になるかも…)
◎『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展 シュテーデル美術館所蔵』
(Bunkamura ザ・ミュージアム)
フェルメールです!ここ数年、毎年のように日本に来てますね。
日本人って、フェルメール好きですよね。
今回は《地理学者》の来日。
同時に来ている数々の絵の中でも、やはりフェルメールの完成度の高さは群を抜いてました。
他の絵と並んでいても、明らかに絵から発せられる力が違う…。
フェルメール以外で楽しみにしていたのは、フランス・ハルスをはじめとする、肖像画家たち。
肖像画、好きなんだよねえ。
(4月なんてだいぶ前なので、かなり忘れちゃったけど…)貴族の服のひだひだや、レースや貴金属の質感!
躍動感あふれるタッチなのに、質感までも伝わってくるようですごかったです。
◎『フレンチ・ウィンドウ展:デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線』
(森美術館)
ああ!もう森美好き!
展覧会の度に毎回行ってる。年間パス買ったほうがいいかもしれない勢い!
デュシャン賞というのは、フランスの現代美術コレクターの団体「ADIAF」が主催する賞。
その10周年を記念して、受賞者、一部の最終選考作家、デュシャン本人の作品の展示。
フランス窓をモチーフにしたデュシャンの代表作「フレッシュ・ウィドウ」にちなみ、「フレンチ・ウィンドウ展」と名付けた通り、展覧会は窓をテーマに「デュシャンの窓」「窓からの眺め」「時空の窓」「こころの窓」「窓の内側」の5部で構成されます。まさに美の小窓を通して、フランスの現代アートシーンが一望できる展示です。
(森美術館HPより)
コンセプチュアルで、頭の使う展覧会のイメージがありました。
たしかに、コンセプト重視で、その背景を知らないと楽しめない作品もあったよ。
解説を読むと納得できる案内にはなっている。
コンセプチュアルなだけでなく、インパクト重視、ダイナミックな作品もありました。
非常に幅広く、面白い展覧会だったね。
これらの賞を支えているのが、コレクターの団体だということ!
ポンピドゥーなどの協力もありつつとはいえ、やはりコレクターの存在というものは、現代美術を支えるには必要不可欠なんだね!
この展示ではコレクターの部屋も再現されていて、いかに日常とアートとのつながりが深いかということも視覚的に確認できた。
日本は、まだまだ日常とアートは別の物としてとらえている場合が多い気がするね。
この展覧会、8時過ぎに行ったんだよね。
遅くまで美術館開いてるなんて、ステキ!!
お客さんも比較的少なく、ゆったりと見れた。
それでも、コンスタントにお客さんが入るのはさすがだね!
5月
◎『シュルレアリスム展 ―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』
(国立新美術館)
とても大規模なシュルレアリスム展!
やはり見に来る人の数も多くて大変w
おおきな理念の下、描かれているけど、そのタッチや質感は人それぞれなんだよね。
展示室もまず大きな鏡があったり、照度の下げられた部屋にカーブのかかった部屋と、お客さんがその世界観の理解を広げる助けになるように凝ったつくりで面白かったです。
シュルレアリスムというと、あまりにも有名なのである程度オーソドックスな見方ってあるよね。
今回はメジャー級な作家だけでなく、ちょこっとマイナー系な人たちも多くて(おれでもメジャーだけどね)、シュルレアリスムの見方も幅が広がった気がするよ!
気になる絵はちゃんとポストカード買ったよ!
つづく
by some55
| 2011-08-07 01:39
| ◎展覧会